オリジナル創作と日常の呟きを、徒然なるままに。
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緩やかに泥沼に嵌っていく。
心が満たされない自分。
それを贅沢だと叱責する自分。
それでいいんだと納得しようとする自分。
本当は、ただ臆病だっただけ。
本当は、ただ脆弱だっただけ。
努力しても期待したような見返りはなく、
どこまでいっても上には上がいて、
どこを目指せば良いのかもわからなくて、
そんな途方もない茫漠とした道のりを、
本気で、覚悟を持って、必死になって、全力で、
走る勇気がない。
理由はある。
でも、必要が見いだせない。
だからいつまでも動けない。
だからいつまでも抜け出せない。
緩やかに泥沼に嵌っていく。
***
おそらく、その必要は、泥沼を抜け出したときに初めてわかるもの。
必死になって、あがいて、もがいて、
辛いと思っても諦めないで、苦しいと思っても動き続けて、
そうして泥沼から浮上して、新鮮な空気を吸い込んだとき、初めてわかる。
ああ、こうする必要があったんだと。
***
どんな自分であっても認めてもらえること、
自分という存在が絶対的に許されていることは、
ならば何をしても良いということではない。
ならば何もせず泥沼の底に沈んでいても良いということでもない。
悩みながらも、迷いながらも、
常に問い続けて、前を向いて、
よりよい形を探して、より正しい方向を探して、
進んでいく努力をしなければならない。
だからやってみよう。
人事を尽くそう。
停滞を破って、進んでみせよう。
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