オリジナル創作と日常の呟きを、徒然なるままに。
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| はい、というわけで突然ですが始めたいと思います。 | |
| こんな話は聞いてないんだが…。 | |
| 俺もだよ…。なんかまなかがその気になっちゃったらしいんだよね。 | |
| 調子に乗せられたのか? 誰かに。 | |
| いや、そういうわけではないらしい。 最近真面目な創作ばっかりしてたから、ちょっと遊びたくなったんじゃない? | |
| もとはといえばこの絵も息抜きのつもりだったらしいが。 | |
| 結局ガチになったよな…。お約束というかなんというか。 おかげで俺たちもまるまる二ヶ月付き合うことになってさ。ほんとお疲れ…。 | |
| 長かったな。 | |
| 長かった。肩凝った。 | |
| …お前もか。 | |
| 重いんだよこれ! 傍から見てるときは全然意識してなかったけど。 おまけにすげーじゃらじゃらするし引っかかるし、動きにくい。 | |
| こんなものを好き好んで身につける女の気が知れない。 | |
| はは…。アルゼンのすごさを思い知ったよ。 | |
| そもそもなぜ俺たちがこんなことに? | |
| 曰く、女性的なモチーフで男性を描いてみたかったらしい。 前々からぼんやり考えてたみたいだけど、描き始めたきっかけは、ミュシャ展に行ったとき「こういうアプローチで男性も描けないか?」って思ったからなんだってさ。 | |
| それで俺たちが餌食になったと。 まあ確かに、クロリアだけではあまり面白くないだろうしな。 | |
| え? | |
| もともと女っぽいところがあるから。 | |
| ぶっっ!!? そ、そんなことないだろ! | |
| 少なくとも俺よりは断然はまり役だろう。 スカートも普通に穿きこなしてるし、どうしてか似合う。 | |
| ばっ、似合うとか言うな! そりゃ変な格好になってるよりいいけどさ…! | |
| …随分反応がいいな。もしかして期待してるのか? | |
| は? | |
| お姫様だっこでもしてやろうか。 | |
| はあああ!!?? | |
| 悪い気はしない。 | |
| するよ!! こっちが!!! | |
| (面白いな…) | |
| とっとにかく! ほら、話を進めないと…! | |
| (ガラガラッ) あ、いたいた! やっほークロリア、ジン。 | |
| れ、レッド!? | |
| わっ、わっ、すごーい! 思ってた以上だ~! | |
| ? 知ってたのか? | |
| うん、なんか二人が面白いことやってるって聞いて。 すごいね-、二人とも綺麗! わああ…! | |
| 目キラッキラだな…。 | |
| だってこういう綺麗な装飾って好きだし、憧れるし。 お花とか宝石とか、特別なお洋服とか…! アルゼン様だけの特権だと思ってたのになぁ、いいなぁ~。 | |
| でもこれ、すげー重いし動きづらいんだぞ? | |
| あ-、確かにそうかも。 だけど、今だけでしょ? それ着て生活するわけじゃないもの。 だったら思いっきり楽しんじゃえばいいんだよ! | |
| な、なるほど…。 | |
| ていうか、なんでクロリアとジンだけなの? 私も着たかった…。いいなぁ、いいなぁ…。 | |
| 着るか? | |
| えっ? | |
| ほら。 | |
| え!? え、ちょっと。 | |
| あ、じゃあ俺はこっちで。えーと、こうかな…? | |
| ええええっ!? |
驚きつつもめちゃくちゃ嬉しそうなレディスタでした。
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