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オリジナル創作と日常の呟きを、徒然なるままに。
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オーギュスト・ロダンのあれではありません。
創作にまったく関係ない、非常に個人的な話なので畳みます。
備忘録です。




うーん、どこから書いていこうかな。

先週、今週と非常に仕事が忙しく、心身の調子を崩しながらも、周りの方の支えもあってどうにか踏ん張り、昨日ようやく一山越えました。
まだ終わったわけではないので、また来週から大変になるのかな、とも思いますが、ひとまず今は何もかも手放してゆっくり過ごしています。
Twitterでもうずーっとしんどい、しんどいと言い続けていて、そのたびにいろんな方から労っていただいたり、支えていただいたりしました。
五月蠅くしてすみませんでした…。
本当にありがとうございます。改めてこの場で御礼いたします。

今朝、布団の中で目が覚めていきなり、涙が次から次から溢れて止まらなくなりました。
我ながら「はあ?」と思ったのですがどうにも止まらないので、そのままずーっと布団にくるまりながら正午まで泣き続けました。

で、また肉声で喋れなくなりました。(先週末にも一回そういう状態になりました)
必要に迫られたときなど、ときどき話せることもあるのですが、一言がやっとで、まともな会話はちょっとまだ無理です。
こうして文字で書くのは平気です。

そんな状態ですが、いっぱい泣いたからなのかよく眠ったからなのか、仕事が一段落したからなのか、とにかく今は心がすうっと凪いだ水面のように、とても穏やかです。

そして、冷静になった頭で、自然といろんなことを考えました。
仕事のこと、生活のこと、家族のこと、人生のこと。

思えば、自分はもう大人なのでした。
自力でお金を稼いで、そのお金でご飯を食べて。
自分の人生に自分で責任を負っている状態。
二十数年間、親に面倒を見てもらい続けてきたせいか、「就職したぞ、社会人になったぞ」という自覚はあっても、その辺が実感できていませんでした。

つまり、もう自由に動ける身のはずなんですよね。
それなのに何故か、まだ親の言うことを聞いていなければいけない気がして、これまで通りでいなければいけない気がして、ずっとそうしてきた。

家があって、仕事があって、収入があって。
困難な状況にもないし、仕事の内容はちゃんと自分に合っているし、もらう金額にも不満はないし、平穏に暮らせているし。
言わされているとかではなく、本気で、間違いなく恵まれた状況にあると思っています。
書いていて改めて実感しましたが。

それなのに、何かひっかかる。
ずっと悶々としている。

「これだけ揃っていて何が不満なんだ、我が儘だ、贅沢だ、失礼だ」と罵られても、胸の中にあるもやもやがどうにもはっきりした形をなさないので、まともに言い返せる気がしませんが、このままでいいかと言われたら、迷わず首を横に振るだろうという確信はあります。

そのもやもやの正体が、少しずつ見えてきた気がします。
いくつかのものが絡まり合っているのですが…。

まずひとつが、上にも書いた親のこと。
なんとなく、まだ親が作る生活の上にいなければいけないような気がしていたこと。
何かをやろうとか、何かを買おうとか思ったときに、「ああ、でもうちは○○だからな…」と思って諦める、とか。
学生時代の思考の名残ですね。
子どもの頃はもちろんそうしなければいけなかったでしょうが、今は違うんだなと。
住む場所も、生活リズムも、インテリアも、暮らし方も、自分の生活を自分の好きなように作っていいんだと。

それから、仕事のこと。
今の仕事に大きな不満があるわけでもなし、むしろ今の職場、今の仕事で本当によかったと心から感じているし、就活時代になしえた最善の選択だったと思うので、その点についてはまったく後悔していません。
でも「じゃあ定年までこんな感じでおけ?」と言われたらもちろんNO、という自分がいます。
積極的に辞めたいわけではないだけに、この気持ちは一体なんだろう、とずっと思っていました。

こちらも少しずつはっきりしてきました。
どうやら働き方が合っていないようです。

自分にとっての労働観は「仕事<生活」です。
趣味や日常が最優先で、それを叶えるためにはちゃんと生活しなければいけなくて、ちゃんと生活するためにはお金が必要なので、そのお金を稼ぐために仕事してます、という感じ。
仕事は目的ではなく手段にすぎないし、必要以上にたくさんのお金が欲しいわけでもない。
安心して毎日を過ごせる程度のお金があればいい。
高級品、高級料理、豪遊、興味ない。
ちまちまお金を貯めて、ときどき奮発してちょっといいものを買ったり、ちょっといいものを食べたり、素朴な旅行をしたり、それで十分。

なので、仕事のせいで日常生活が思うようにいかないと、本末転倒でとても苦しいのです。
残業とか、通勤とか、睡眠不足とか、望ましくない食生活とか。
仕事で失われた体力気力を回復している間に休日が過ぎ去って、すぐまた明日から一週間仕事、とか。
何のために働いてるんだっけ?となってしまう。
今まさにそんな状態なんだなと。

ある程度は慣れかもしれませんが、もう新人ではないので、それなりに仕事には馴染めたと言っていいと思っています。
それでこの状態ということは、おそらく今後、改善の見込みはないだろうと。

それじゃ今すぐ辞めればよかろう、というとそうでもなくて、仕事自体は気に入っていて、まだまだ学び足りないし、スキルも経験ももっと積みたいのです。
今の職場を辞めたらどうするか、独立なのか転職なのか、まだ具体的な形は決まっていませんが、少なくともここまでは今の場所で頑張るぞ、というのは決めました。
そのときもし状況が改善して、不満なく日常生活を楽しめるようになっていたらそのまま続けるし、やっぱり変わってないと思ったら、思いきってハンドルを切るつもりです。

それから、最後。
悶々としている理由の中に間違いなく入っている事柄が、あとひとつあります。

これが未だに糸口というか、きっかけというか、そういうのが見つからない。
というのも、迂闊に人に相談できないことだからです。
(そう思い込んでいるだけ、という可能性もあります)
今までにも何度か、話せそうな人にはちょいちょい話していますが、本気で腹括って相談するという覚悟ではなく、知っといてもらおうかな、独りで抱え込んでるの辛いし…という感じ。

でも、冷静になって自分の人生を深く考え直した今をきっかけにするというのも、悪くないかもしれません。
行動を起こさないことにはいつまでも変わらないし、経験上、何かを変えるには大抵の場合、自分以外の人の力が必要なので。

***

…というような感じで、毎日を一生懸命に過ごすあまり、きゅっと狭くなっていた視野が、何故かわかりませんが突然がばっとダイナミックに広がったので、この機を逃さないようあれこれ考えていました。
とんでもなく個人的なことをだらだらと呟いてしまいましたが、どこかに書き留めておかないといけない!と直感で思ったのと、考えていることを誰かと共有することで何かが揺さぶられたり、思わぬきっかけが生まれたりすることもあるかもと思い、この場に書き残しました。

さて、今日はあと何をして生きようかな。
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真中ユエ
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オリジナルファンタジーをイラストや物語で表現しています。
サイトにて作品公開中。
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