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オリジナル創作と日常の呟きを、徒然なるままに。
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手放しで喜べる状況じゃないし、もっとしっかりしなきゃって課題に感じてるし、
衝撃的すぎて自分でも「うわー…」って思うけど、
別の意味でなんだかほっとしてしまった、そんな話。







ずっとコンプレックスがありました。
「自分は周りの人より頑張ってない、ラクしてる」と、当たり前のように信じてました。

たなぼたが重なってとんとん拍子で進学して。
幼稚な初級語学にばかり打ちこんで。
やることがなければさっさと帰宅する毎日を送って。
呑気に趣味で創作なんぞやって。

これまで生きてきて特に目立った苦労もなく。
留学とか、大会に出て賞を取るとか、特に目立った活動もせず。
面倒ごとはできる限り避けてきた自分。
疑いようもなく、人よりもラクして生きていると信じてました。

でも、どうやらそうではなかったらしい。
こんな私でも、人並み程度には頑張っていたようです。



そう気づいたのは、本業関係で発覚した情けない事実がきっかけなのですが。
私の勝手な勘違いで、しなくてもいい努力を延々何年間もしていたようです。
蓄積されたその“勘違い努力”の総量たるや膨大で、一体私はどれほどの時間を損していたのか、もはや笑うしかないというか、「あり得ない!もったいない!」と周りの人からものすごい同情(半ば呆れか…)を浴びせられたほど。

改めて自分の洒落にならないおっちょこちょいぶりを猛省するとともに、しかしなぜかほっとしている自分がいました。

結局は私の情報収集ミス、阿呆な勘違いだったわけですけれども、それでも人一倍の時間を本業に費やしていたことは事実。
身につくことはおろか、覚えてすらいないことだって(の方が?)たくさんあるでしょう。
でも、そのために時間をかけて取り組んだ時期があることは、絶対に間違いない。
ばかばかしくなるほどもったいないことをしたけれど、でもそれは無駄じゃなかった。
私は人並み程度には、きっと頑張っていた。

友人がぽろっと「だからそんなに頑張ってたんだ~」と言ってくれた。
周りの人はとっくに知っていたらしい。

頑張っていないと勝手に信じこんでいたのは自分だった。
誰よりも自分が、自分の努力を認めていなかった。
(表面的には「マイペースに頑張ってます!」とか言ってても、本心では「自分、頑張れてない。こんなの全然足りない。周りはもっともっと頑張ってるのに…」と、いつもコンプレックスに感じていました)




なんだかもやもやがぱあっと晴れた気分。
だからといって「ほんと自分愚かだった」ということには変わりないので、反省します…!汗
でもきっと大丈夫! これからも心から“マイペースに頑張ろう”!
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真中ユエ
HP:
 
オリジナルファンタジーをイラストや物語で表現しています。
サイトにて作品公開中。
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