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オリジナル創作と日常の呟きを、徒然なるままに。
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っていうタイトルにしようと今のところ考えている新作。
「奇跡」「軌跡」「貴石」、いろんなキセキを込めて。
ラフだけでわかる人にはわかりそう。

これは二次創作になるのかな?
でも小説派生曲とか、アリスモチーフのイラストってオリジナルに分類されたりしますよね。
思えばこの辺の境界って難しいですね。

とりあえず純正オリジナルでないことは確か。
でもこの作品自体は、自分の主観と感性を活かして作っていきます。
本家のデザインや資料はなるべく見ない方向で。

制作過程は載せていきますが、完成品の公開は忘れた頃にこっそりと行う予定です。
 
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諸事情により、J&Mの開発環境をLive Makerから吉里吉里/KAGに変更してみました。
そしたらまあ、なんとわかりやすい…!
ビジュアル編集のLive Makerよりも、スクリプトをごりごり書いていく吉里吉里/KAGの方が扱いやすく感じたのは意外でした。
HTMLなど、スクリプト編集にある程度なじんでいる人なら、「初心者には敷居が高い」「難しい」等の噂を気にする必要はまったくなかったようです。
初心者がいきなり背伸びしちゃいけないと思って前者から入ったのに、自分の場合は真逆でした。

というわけで、元気にKAGのお勉強を進めつつ、もそもそJ&M制作中です。
どんどん手を動かしていきたいと思います。
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【画材】 NEOPIKO2、COMIC修正ホワイト、面相筆、NEOPIKO LINE 2

これでいよいよ最後です!
気になる部分をちまちま微調整して、イラストを完成させます。
細かい作業の割に、やる前と後とでは明らかに見栄えが違ってきます。
今回やった内容は主に以下の三つです。

① ホワイト修正
髪の毛のツヤ、光の描きこみ、はみ出し修正など。

② ライン修正
主線の重ね書き。太くしたり濃くしたりしてメリハリをつける。

③ 浴衣の柄描きこみ
ホワイトで描いた上からネオピコ塗り。

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髪の毛のツヤ、髪飾りの縁取り、真珠?の光とライン、顔や着物のラインなどなど。
瞳はホワイトを入れた上からネオピコで青を塗って、きらっと仕上げました。

筆づかいがとんでもなく下手なので、ホワイトはいつも苦労しています。
あまり量をこなさないので、筆やホワイトそのものの劣化もあるかもしれません。
このホワイト何年目なのかな…。水分もかなり抜けてぐにぐにな感じなのですが…。

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ホワイトで縁取ったり、尾びれの向こうに髪の毛が透けていたのをすっかり忘れていたので描き足したり。
ネオピコのはみ出しは、ラインを重ね描きして太くすれば気にならなくなるケースがほとんどです。

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蜜豆、金魚の目とひれ、髪の毛などなど。
みかんは特に手を入れていません。

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あまりにあまりだった紅葉をどうにかこうにか修正…。
濃すぎたラインにホワイトを重ねて、きらっと光を反射しているような感じに…したかった。
上手くいったとは到底思えませんが、ほんの少しでもましにはなってるはず。多分。涙

それと、寒天の存在感が足りないなと思ったので塗り足し。
更に薄いホワイトを直線状に入れてツヤの演出。
紅葉が寒天の中に入っている感がようやっと出せました。

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この辺りはだいぶ様変わりしましたね。
浴衣の柄の描きこみと、ひらひらのラインの縁取り。
和柄は今回初挑戦でしたが、どう見ても下手な洋柄、という感じになってしまいました。
しかし色味は悪くないと思うので、この方法でどんどん経験を積んでいきたいです。

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さりげなく鱗を描きました。

以上、のんびり長々としたメイキングにお付き合いいただきありがとうございました。
完成品は後ほどサイトのギャラリーに載せたいと思います。
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【画材】 NEOPIKO2

ある程度のところまで塗ると、満足感に面倒くささも手伝って「もうこれくらいでいいんじゃ…」と切り上げたくなりますが、そこでぐっと我慢。
各パーツ、更にもう一色加えて深みを与えます。
前回塗り残していた寒天や瞳にも色を入れました。

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前回までだと茶髪すぎたので、少し濃いめのグレーを重ねました。
あとはムクゲや肌に影を入れたり、瞳や睫毛に色を載せたり。
青く煌めく漆黒の瞳、のイメージだったのが、思いがけずくすんだ色になってしまって大慌て。
修正後の様子は次の記事で。

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一段濃い色を加えると存在感がぐっと増します。

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こちらもさりげなく、更に濃いオレンジを重ねてあります。

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紅葉はそのままですが、寒天に色が入りました。
難しかった…。
あれこれ写真を探してみても、どんな色で、どんな風に塗ったら良いのかさっぱり掴めず苦労しました。

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浴衣に濃いめの影を落として、人魚の足?にも一段深い紅を載せます。
スキャンしたら色が割れた…!

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のっぺりしていた前回に比べてくしゅっと感が出ました。

以上、塗りこみでした。いよいよ次でラストです!
 
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【画材】 NEOPIKO2

ひたすら塗ります。
だいぶ形になってきたな、これくらいかな、もうちょっとですか、まだですか、も、もう心が折れる…!
くらいになるまでが目安です。
各パーツ、大体3~5色くらいで塗っています。

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髪の毛は黒蜜のイメージで、茶色のベースに黒を塗り重ねています。
お花はムクゲです。
資料をよーく観察して、なるべく想像で塗らないようにします。
でも結局勘に頼ってあーあ…となることも多いです。日々精進です。

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金魚の尾ひれは透け感がいい具合に描けてとても気に入っています。

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みかんも割とそれっぽく描けたのでほっとしました。
金魚とかこれとか、今回は“塗る”というよりも“描く”イメージで彩色することが多かったです。

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想像で描くとこうなるよ!という良い例。
ものすごく凹みました…。
が、しかし、やり直しが利かないのもアナログの醍醐味。
やらかした!さあどうする?と、思考を切り替えてフル回転させます。

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今回の裏テーマ(?)は“透け感”だったのですが、思っていた以上の難しさでした。
この裾のひらひらも、塗れば塗るほどイメージから遠ざかっていく気がして苦しかったです。
余談ですが、浴衣とひらひらのカラーリングは求肥をイメージしています。

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こちらも、外側に向かって透けていく感じで。
ネオピコだけなのか、他のカラーマーカーもそうなのかはわかりませんが、赤のグラデーションがとても難しくて毎回悪戦苦闘しています。
青系やグレー系に比べて中間色が足りなすぎる気がするのですが、私だけかなぁ…。

ネオピコ塗り、この後もまだまだ続きます。
 
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【画材】 NEOPIKO2

薄めの色をささっと置いていきます。

後から塗り重ねるので、基本的にムラは気にしません。
一方、色味や余白はかなり意識します。
こればっかりは後から修正するのは難しいので。

瞳や髪の毛に色が載っていないのは、最も繊細なパーツだからです。
ざくざく塗ってしまうと取り返しのつかないことになりがちなので、後ほどじっくりと塗っていきます。
帯の方は…何のことはない、決めかねているだけです。笑

それにしても、スキャンすると色合いが原画と全然違ってしまって困ります。
実物はもっと、ふわんふわんの明るい色なのですが…。
どれだけ加工しても再現できない! 毎度のことながら口惜しいです。
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【画材】 NEOPIKO LINE 2 (Warm Gray, Wine Red, Cobalt Blue, Olive Green, Cool Gray, Black, Sepia / 各0.03)、シャーペン

トレース線の上からペン入れします。
適宜消しゴムをかけたり、その場でシャーペンで補助線を入れたりしながら、慎重に。
今回の絵はあちこち透けているので、
ただ無心になぞるだけ~というわけにもいかず、かなり頭を使いました…!

手でトレース線を擦ってしまわないよう、おおむね右下から左上へ描き進めます。
あと、思い通りの線が描きやすいよう、画用紙をくるくる回しながら描くのもこの作業の特徴かも。

今回はいろんな色のペンを使い分けてみました。
塗りの色を意識しながら線の色を決めています。

着物の裾のひらひらは、
下描きの時点からどうにもイメージと違うなぁ…ともやもやしていたので、
思いきってトレース線を消して一から描きなおしました。

ここまでで大体、折り返し地点通過というイメージです。
明日からはいよいよ彩色に入ります!

あっそうだ、問題の江戸切子ですが、このまましばらく様子を見ることにしました。
もしかしたら蛇足になってしまうかも…。
でもモチーフとしてはすごく描いてみたいし、何より最初のイメージがそうだったからな~。
そんな感じでゆらゆら揺れてます。
 
【画材】 コピー用紙、トレーシングペーパー、ドラフティングテープ、4B鉛筆、アルビレオ水彩紙、HB鉛筆

下描きを本番用の画用紙に写す作業です。
写真多めでお届けします!

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下描きをスキャンしてPCに取り込み、
線を濃くして左右反転させたものをA4コピー用紙にプリントします。

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その上からトレーシングペーパーを被せて、

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四隅をドラフティングテープで止め、4Bの鉛筆で線をなぞります。
4Bである必要はありませんが、濃いめの鉛筆でないと線が写せません。

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なぞり終わりました。
細かい線は無視しているので、下描きよりも随分シンプルにまとまっています。
細かい部分はペン入れか塗りのときにアドリブで描きこみます。

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なぞった線を画用紙に転写します。
トレーシングペーパーを裏返して、本番用の紙にドラフティングテープで貼り付けます。

今回使うのは厚手のアルビレオ水彩紙。
…なんて格好いいこと言ってますが、実は今これしか持ってないだけです。笑
高校の頃からずーっとこだわりなくマルマンを使い続けていて、今年のお正月あたりにすべて使い切ってしまったので、じゃあ次は祖母から譲ってもらったこの紙でも、と思って使い始めたのがこれ。
確かに描き心地は全然違うけれど、まだまだ語れるほど紙を知らないのが現状です。

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トレーシングペーパーの上からHBの鉛筆でわしわしと塗りつぶしていきます。
これもやっぱり、HBである必要も鉛筆である必要も特にないです。
紙を傷めず線が写せれば何でも。

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塗り終わりました。
いつものことながらこの光景、カオスというかおどろおどろしいというか…汗

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トレーシングペーパーをそっと剥がして、トレース完了です。

江戸切子のフレーム、どうやって描いていこうか未だに悩んでます。
ただひとつはっきりしているのは、この上に描き重ねたら絶対訳分からんことになる…!
うーんうーん。
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(クリックで拡大)

【画材】 裏紙、シャーペン

別の裏紙に、ラフと同じサイズで下描きします。

ラフの上から描き足さないのは、
うじゃうじゃと線が重ねてある上から描くのは混乱するから、というのと、
あくまでラフは大体のイメージなので、バランスやデッサンがめちゃくちゃで、本番には活かせないからです。

(しかしながら、ラフの線は素直で勢いがあるので、イメージに一番近いという一面も。
描くごとにもとのイメージから遠ざかっていって、ラフが一番良かったのに!となることもしばしばです)

白飛びしちゃってわかりにくいですが、始めは左半分に描こうとしていました。
しかしアタリを取ってすぐ「あ、人物が大きすぎるな」と思い、サイズを調整しながら右に描いていきました。

人物、背景、その他モチーフで画面が線で埋まってしまったので、
江戸切子の装飾は別に描きました。
ここはまだ悩んでいます…。もうちょっと良くならないかな~。

今日はここまで。
明日はペン入れまでいけたら御の字、下塗りまでできたら絶好調かなと思います。
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(クリックで拡大)

【画材】 裏紙、シャーペン

頭の中にあるイメージを描き起こします。
本番の半分のサイズ(A5)で、ざくざくと。
ほとんど消しゴムは使いません。

同時進行で、思いついたことやキーワード、色などを右側にメモしていきます。
実際に使うかどうかはさておき、思い浮かんだことはどんどん書き出します。

アイディアを煮詰めていく中で、写真などの資料が必要になってくることがあります。
その場合、これまた同時進行で資料集めをします。
写真の場合、googleの画像検索を手がかりにイメージに合うものを探すことが多いです。

細かいことは無視して、ぼんやりと思い描いているイメージを無心に紙に落としていく、
そういう作業になります。

次は下描きです。

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絶賛夏バテ中です…。
 
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真中ユエ
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オリジナルファンタジーをイラストや物語で表現しています。
サイトにて作品公開中。
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