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オリジナル創作と日常の呟きを、徒然なるままに。
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九月に入ってようやく完成しました。
今回も今回とて長かった。

本日朝、すべてのお葉書を投函しました。
もし三日以上経っても届かない場合は、お手数ですがご一報いただけると幸いです。
早速、何人かの方から届いたよーとお声かけいただいて、嬉しい限りです…!

イラストは後日、サイトの方にもアップします。
メイキングの続きもそのときまとめて書きたいと思います。
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making06.jpg




























【画材】 NEOPIKO2

薄めの色をささっと置いていきます。

後から塗り重ねるので、基本的にムラは気にしません。
一方、色味や余白はかなり意識します。
こればっかりは後から修正するのは難しいので。

瞳や髪の毛に色が載っていないのは、最も繊細なパーツだからです。
ざくざく塗ってしまうと取り返しのつかないことになりがちなので、後ほどじっくりと塗っていきます。
帯の方は…何のことはない、決めかねているだけです。笑

それにしても、スキャンすると色合いが原画と全然違ってしまって困ります。
実物はもっと、ふわんふわんの明るい色なのですが…。
どれだけ加工しても再現できない! 毎度のことながら口惜しいです。
making05.jpg




























【画材】 NEOPIKO LINE 2 (Warm Gray, Wine Red, Cobalt Blue, Olive Green, Cool Gray, Black, Sepia / 各0.03)、シャーペン

トレース線の上からペン入れします。
適宜消しゴムをかけたり、その場でシャーペンで補助線を入れたりしながら、慎重に。
今回の絵はあちこち透けているので、
ただ無心になぞるだけ~というわけにもいかず、かなり頭を使いました…!

手でトレース線を擦ってしまわないよう、おおむね右下から左上へ描き進めます。
あと、思い通りの線が描きやすいよう、画用紙をくるくる回しながら描くのもこの作業の特徴かも。

今回はいろんな色のペンを使い分けてみました。
塗りの色を意識しながら線の色を決めています。

着物の裾のひらひらは、
下描きの時点からどうにもイメージと違うなぁ…ともやもやしていたので、
思いきってトレース線を消して一から描きなおしました。

ここまでで大体、折り返し地点通過というイメージです。
明日からはいよいよ彩色に入ります!

あっそうだ、問題の江戸切子ですが、このまましばらく様子を見ることにしました。
もしかしたら蛇足になってしまうかも…。
でもモチーフとしてはすごく描いてみたいし、何より最初のイメージがそうだったからな~。
そんな感じでゆらゆら揺れてます。
 
【画材】 コピー用紙、トレーシングペーパー、ドラフティングテープ、4B鉛筆、アルビレオ水彩紙、HB鉛筆

下描きを本番用の画用紙に写す作業です。
写真多めでお届けします!

making04_1.jpg




























下描きをスキャンしてPCに取り込み、
線を濃くして左右反転させたものをA4コピー用紙にプリントします。

making04_2.jpg




























その上からトレーシングペーパーを被せて、

making04_3.jpg




























四隅をドラフティングテープで止め、4Bの鉛筆で線をなぞります。
4Bである必要はありませんが、濃いめの鉛筆でないと線が写せません。

making04_4.jpg




























なぞり終わりました。
細かい線は無視しているので、下描きよりも随分シンプルにまとまっています。
細かい部分はペン入れか塗りのときにアドリブで描きこみます。

making04_5.jpg




























なぞった線を画用紙に転写します。
トレーシングペーパーを裏返して、本番用の紙にドラフティングテープで貼り付けます。

今回使うのは厚手のアルビレオ水彩紙。
…なんて格好いいこと言ってますが、実は今これしか持ってないだけです。笑
高校の頃からずーっとこだわりなくマルマンを使い続けていて、今年のお正月あたりにすべて使い切ってしまったので、じゃあ次は祖母から譲ってもらったこの紙でも、と思って使い始めたのがこれ。
確かに描き心地は全然違うけれど、まだまだ語れるほど紙を知らないのが現状です。

making04_6.jpg




























トレーシングペーパーの上からHBの鉛筆でわしわしと塗りつぶしていきます。
これもやっぱり、HBである必要も鉛筆である必要も特にないです。
紙を傷めず線が写せれば何でも。

making04_7.jpg




























塗り終わりました。
いつものことながらこの光景、カオスというかおどろおどろしいというか…汗

making04_8.jpg




























トレーシングペーパーをそっと剥がして、トレース完了です。

江戸切子のフレーム、どうやって描いていこうか未だに悩んでます。
ただひとつはっきりしているのは、この上に描き重ねたら絶対訳分からんことになる…!
うーんうーん。
先日まとめ買いしたCD四枚、すべて聴き終わったので感想を書いてみようと思います。
聴いた順でいきます!

laylania.jpg






















ライラニア / 志方あきこ

我が大本命、志方さんの新作です。

エスニックファンタジーや荘厳な合唱曲が印象的な彼女ですが、
ご覧のとおり、今回はかなり毛色が違います。
絵本の世界、舞台の世界。なんだか不思議で、とってもファンシー。
でも志方さんらしさはきっちり押さえていて、非常に安定感のあるアルバムです。

楽曲も相変わらず凝りに凝っていて、全7曲とは思えない聴きごたえ。
コンセプトは一貫していますが、個々の楽曲はそれぞれまったく違うテイストで飽きません。

ラストの 透明ノスタルジア はいまいちかな~と思うのですが、それを補って余りあるほど
ライラニア ラ・シェール 風は遙かな明日を知る が素晴らしいです。
それと、意外なところで 幕間~カオカゲウオ:その頃団員達は見当違いな方向を大捜索中~ が良かった!
本当にこんな世界観のテーマパークがあるんじゃないか!?と期待してしまいます。

文句なしでおすすめの一枚です。

king_of_bandit_jing.jpg






















Seventh Heaven / Moon Shine
Treasure / Scudelia Electro

一見わかりにくいですが 王ドロボウJING のサントラです。
もう十年も前に放送したアニメで、原作マンガも無期限休載、今となってはほとんど話題に上りませんが、いまだ私の中では特別な地位を占めている作品です。
多分今後もずっと、この片想いみたいな気持ちは変わらないんだろうなぁ。

で、その独特な世界観を見事に表現した音楽がぎっしり詰まっているのがこの二枚。
Seventh Heaven (写真上)はOVAの、 Treasure (写真下)はTVアニメのサントラです。
音楽面で言うと、前者が大人っぽくお洒落なBGM、後者がOP・EDも収録されたいわゆるサントラ、という感じ。
後者はアルバム全体の短さが気になりました。もっと聴きたいよー!

オススメは Jail BreakCAMPARIRat CageShout it loudKIR ROYAL!!! などなど。
JINGワールドは一度ハマったら抜け出せませんので、視聴の際はご注意を…!

nanoir.jpg






















nanoir / ナノ

最後になりました。ナノさんのメジャーデビューアルバムです。
収録曲 magenta に一耳惚れしてお迎えしました。

結論から言うと、うーんちょっと残念…という印象。
プロとしての活動にもかかわらず、同人のノリをそのまま持ってきているからかもしれません。
(同人を悪く言うつもりは決してありません。ただ、別物だとは思うので)
まだ何も手を入れていないゴツゴツの原石に、おりゃあああっと全力でタックルされたような感じでした(?)

例えば 第一次ジブン戦争 でのアンダーバーさんとの息の合い方は相変わらずぴったりで、愉快で楽しげなテンションもそのまま、でも歌い出すと何故か格好良くて(笑)非常に面白いです。
でも、楽曲として好きかというと微妙です。
ニコニコ動画にあった方が本領を発揮できるんじゃないかな、という。

そんな中、ナノさんが作曲も手がけた EMPTY SHELL がかなり良い線いってる気がします。
そういえば magenta もそうだった。ダルビッシュPと一緒に作曲やってましたね。
自分自身できちんと作曲まで関わると良いものが作れるのでは?と、個人的には思っています。


以上、長文にお付き合いいただきありがとうございました!
このレビューが音楽に出会うきっかけとなれば幸いです。
2012summer_banner.jpg


はじめました。
詳しくはサイトトップのNewsからどうぞ。
ささやかな涼をお届けできればと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

一部の方には参加を問わず送りつけてしまいますが、
その際は受け取っていただけるとありがたいです。
making03.jpg




















(クリックで拡大)

【画材】 裏紙、シャーペン

別の裏紙に、ラフと同じサイズで下描きします。

ラフの上から描き足さないのは、
うじゃうじゃと線が重ねてある上から描くのは混乱するから、というのと、
あくまでラフは大体のイメージなので、バランスやデッサンがめちゃくちゃで、本番には活かせないからです。

(しかしながら、ラフの線は素直で勢いがあるので、イメージに一番近いという一面も。
描くごとにもとのイメージから遠ざかっていって、ラフが一番良かったのに!となることもしばしばです)

白飛びしちゃってわかりにくいですが、始めは左半分に描こうとしていました。
しかしアタリを取ってすぐ「あ、人物が大きすぎるな」と思い、サイズを調整しながら右に描いていきました。

人物、背景、その他モチーフで画面が線で埋まってしまったので、
江戸切子の装飾は別に描きました。
ここはまだ悩んでいます…。もうちょっと良くならないかな~。

今日はここまで。
明日はペン入れまでいけたら御の字、下塗りまでできたら絶好調かなと思います。
making02.jpg




















(クリックで拡大)

【画材】 裏紙、シャーペン

頭の中にあるイメージを描き起こします。
本番の半分のサイズ(A5)で、ざくざくと。
ほとんど消しゴムは使いません。

同時進行で、思いついたことやキーワード、色などを右側にメモしていきます。
実際に使うかどうかはさておき、思い浮かんだことはどんどん書き出します。

アイディアを煮詰めていく中で、写真などの資料が必要になってくることがあります。
その場合、これまた同時進行で資料集めをします。
写真の場合、googleの画像検索を手がかりにイメージに合うものを探すことが多いです。

細かいことは無視して、ぼんやりと思い描いているイメージを無心に紙に落としていく、
そういう作業になります。

次は下描きです。

---

絶賛夏バテ中です…。
 
数ヶ月ぶりにキャンバスに向かいたいと思います!
そして久しぶりにメイキングもやってみようと思います。
先の見通しはまったく立っていないので、期待せずのんびり眺めていただければと。
どうぞよろしくお願いします。

というわけで、作業工程の1番目は サントラ作り 。
描けよ!と即行で突っ込まれそうですが実際そうなので。
絵柄とちぐはぐな曲を聴きながら、というのもままあるのですが、それでもデフォルト用のサントラは用意しておきたいものです。

今回は涼しげな曲、透明感がある曲、どことなく和風な曲、あたりを集めてみました。
特にぴったりなのがこちら。

志方あきこ くれなゐ
志方あきこ トキノスナ
志方あきこ 久遠の海

それぞれ全然印象が違うけれど、真中の中では一貫しています。
完成した暁には「なるほど!」と思っていただけるのでは。(私の画力によるところですが…!)

今日はここまで。
明日の朝、ラフを切ろうと思います。
天から雫がぽたっと落ちてきたように、閃いたり、気付いたり、悟ったりすることがあって、
ああそうかと腹に落ちることもあれば、
つかみ損ねて逃がしてしまうこともあるし、
霞のようにとらえどころがないけれど確かに何かに触れている感覚を得ることもある。

今日感じたのは、三つ目。
なかなかうまく言葉で理解できないし、ましてや説明もできないのだけれど、とりあえずの備忘録として書き残しておこうと思う。

創作とは全然関係ないので畳みます。


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オリジナルファンタジーをイラストや物語で表現しています。
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